自分の技術をコントロールする事は出来ますか??

「これはどんな場面でも仕事ができる」という事と似たような意味になりますが、相手の求めるものに対してこちら側がキチンと提供できるかどうか??という事です。

昨日とあるお仕事でその日の朝に「はじめまして」で顔合わせをした方々とチームを組んでお仕事をしました。

ある施設の日常を切り取る写真撮影だったので、撮影対象者はご年配方や職員の方という事もあり、「バッチリメイク」というよりもテカリを抑えたり、眉を整えたり、多少のシミをカバーしたり、髪の毛にいたっては男性の場合はほぼ触るところもなく、女性の時はストレートアイロンで綺麗に整えるという感じ。

「あくまでも自然に。でも清潔感のある感じで」というのは事前の簡単な依頼書でだいたいのコンセプトは伺っていましたが、1日がかりですべての撮影が終わった後に、カメラマンの方から「とてもやりやすかったです。ありがとうございました」とお言葉をかけていただきました。

そのカメラマンの方はとても有名な写真家さんのお弟子さんで、ご本人も有名な方。

お年寄りを撮ることも多いそうですが、だいたいのヘアメイクさんはやりすぎてしまうらしく、今回の私のヘアメイクが「ちょうど良かった」とお褒めいただいたのです。もちろんいつもの私の仕事からしたら、全然メイクの技術を活用していないくらいのものでした。でも、それが良いと喜ばれる。

まさに「ハレ=非日常=特別な日」と「ケ=日常=普段の日」なんですよね。ハレの日のお仕事をしているから、ケの日のお仕事もできる。バッチリメイクができるから薄いお化粧も出来る。

これが「私はいつもこのくらい綺麗にお化粧出来るんだから」と気合を入れてバッチリメイクをしたらコンセプトに合わなかったハズ。つまり、その時に求められるものを瞬時に読み取って、的確なものを提供する。自分の能力や技術をその時に応じてボリューム調整して出していく。

それが出来るか出来ないかが、プロの境目ではないかと私は思うのです。さぁ…あなたは自分の技術をコントロールする事ができるタイプですか??

 

花嫁お仕立て師/記念日スタイリスト®◇そうま すずよ

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